つなぐ九州
飼育員日誌 【掲載日】 2015年09月12日
おはようございます。
いきなり九州、、
すみません、なぜかこの頃
九州にアンテナが触れるのです。
一つ目のアンテナは、
夏の終わりに プラザへトキを観察に来てくれた
京都府立大の学生さん、九州出身の方でした。
「大学 おもしろい?」と伺うと
「うちの学校はランドスケープ学の研究室もあって
野鳥観察とかしてるんですよー」と話してくださいました。
(里地里山をフィールドに鳥などの生き物と緑⇔人との関係などを学ぶそうです)
快くカメラに応じてくれた彼女
注:彼女は一人旅でしたので 後ろの方とは無関係です(゜∀゜
生命環境学部か.. ーなんだかおもしろそう。
(京都府立大といえば.. ダチョウ卵黄を用いて
鳥インフルエンザやMARSなどへの
抗体研究で有名な、塚本教授のいる学校ですね!)
二つ目は、博多湾のクロツラヘラサギです。
トキの仲間ということもあって、とても気になっています。
クロツラヘラサギが飛翔する姿は
トキととてもよく似ています(´ω`
日韓友好のかけはしでもあるクロツラヘラサギ
今月、九州福岡でシンポジウムがあるのです。
http://homepage3.nifty.com/wetlandforum/
詳しくはこちら↑
三つ目は、つなぐの名付け親の入濱さん
この度のつなぐ放鳥を見守りに、九州福岡から
はるばる佐渡へおいでくださることになりました(´∀`*
第13回自然放鳥
9月25日放鳥予定
いよいよです
プラザにいたゆるりとつなぐが、現在 放鳥訓練中
プラザのケージで苦楽(?)を共にしたゆるりさん↑
2013年 ゆうたとペアを組むも
2014年 ゆうたは再び すみれとペアに..
ゆうたとすみれの追いまわし攻撃から逃れて
息もきれぎれに飼育員の後ろに隠れることもありました。
さいごは ネットは使わず、
抱え込むように腕の中に捕獲したゆるり..
(元気になって、本当によかった)
そして、つなぐ(右)↓
このケージ内で孵化、誕生、巣立ち、共に成長しました。
九州福岡の入濱さんは
つなぐ という名前に
人と人、人と自然(生物)をつなぐ使命を
託してくださいました。
そんな想いをプレッシャーに感じることなく
彼ならきっと、しぜんにつないでくれることでしょう。
たのしみですね(´v`*
いよいよ
大空へはばたく日が近づいています。