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ドタバタ飼育員日誌

第7回放鳥に向けた野生復帰ステーション順化ケージでのトキの訓練が開始されました。

トキ・ニュース【掲載日】 2012年06月20日

平成24年6月20日(水)環境省からの発表で、佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの順化ケージにおいて、第7回目の放鳥となる2012年9月下旬頃の放鳥に向けて、19羽のトキについて飛翔・採餌等の能力を身につけるための訓練を開始しました。

 本日午前9時頃から20羽の訓練候補個体について、計測作業と個体識別のための足環の装着・羽根の着色等の作業を開始し、10時46分に順化ケージ内に放しました。

 11時07分に、地上に伏臥していた2010年生まれの個体1羽(メス2歳)を収容したため、19羽で訓練を開始しました。
監視カメラの録画画像によって、収容した1羽は10時54分に飛翔して順化ケージ内のネットに衝突し、地上に落下したことが確認されました。外傷は確認されていないものの立ち上がれない状態のため、当面訓練の再開を見合わせ、経過観察をしていくこととしています。

 
作業中(足環の装着・羽根の着色)のようす


順化ケージへ放鳥のようす


棚田学会現地見学会シンポジウム開催のお知らせ

お知らせ【掲載日】 2012年06月20日

棚田学会現地見学会シンポジウム「世界農業遺産における棚田の価値」が開催されます。

日時:平成24年6月23日(土)14:30~17:00(14:00開場)
会場:岩首談義所
参加費:無料

プログラム

■講演会

「世界遺産から見た棚田の価値」 渡辺竜五氏(佐渡市農林水産課 課長)

「トキと水田-放鳥トキの観察からわかってきたこと-」 長田 啓氏(環境省佐渡自然保護官事務所 主席保護官)

■パネルディスカッション

パネラー
山本雅明氏(佐渡市農林水産課 生物多様性推進室 室長)
長田 啓氏(環境省佐渡自然保護官事務所 主席保護官)
仲川純子氏((社)佐渡生きもの語り研究所 理事長)
海老澤衷氏(棚田学会副会長 早稲田大学文学学術院教授)

コーディネーター
山路永司氏(棚田学会研究委員会委員長 東京大学大学院教授)

主催:棚田学会佐渡現地見学会実行委員会 棚田学会
後援:岩首集落、佐渡観光協会、JA佐渡、JA羽茂
協力:環境省佐渡自然保護官事務所


放鳥トキの幼鳥の確認について

トキ・ニュース【掲載日】 2012年06月13日

平成24年6月12日(火)環境省からの発表で、5月5日(土)に2番目に孵化が確認されていた放鳥トキの巣において、6月7日(木)の16時50分頃を最後に目撃が途絶え、行方がわからなくなっていた幼鳥1羽が確認されました。


発見された幼鳥 ※拡大してご覧いただけます。

以下、環境省からの発表です。

1.確認の経過:
6月12日(火)18時20分頃に、同日午前9時頃及び10時頃に営巣林から350mほど離れた杉林の中でトキ1羽を目撃したとの情報が地域住民から得られた。このため、モニタリングチーム(市民のボランティア及び新潟大学)が現地を確認したところ、地上から約5mのところにあるスギの枝に幼鳥1羽がとまっているのを発見した。
この幼鳥は、6月7日(木)の夜明け前に水田に降り立っていることが確認され、同日の16時50分頃に飛翔したのを最後に、確認ができない状況が続いていた。
確認された幼鳥は木にとまったままじっとして動かない状態であり、負傷や衰弱を示す明らかな兆候は観察の限りでは確認できなかった。既に薄暗く、状況を詳細に把握することが困難であること等から、日暮れまで観察を続け、翌13日の早朝から改めて観察を行うこととした。
日暮れ後に、情報提供者に目撃時の状況について詳細を確認したところ、午前9時頃及び午前10時頃にごく小さな沢に下りて地面をつついているのを確認した(その時点で地域住民には幼鳥だという認識はなかった)、目撃した際に3mくらいまで近づいても飛ぶことはなく、歩いて遠ざかったという情報が得られた。
なお、地域住民が目撃した沢はスギ林の林内を流れており、モニタリングチームが確認したスギの木から10~20m程度の距離にある。

2.今後の対応:
親鳥の行動観察の結果から、現在親鳥からの給餌を受けている可能性はほとんどないと考えられることから、衰弱の程度が著しく、放置すれば死亡すると判断される場合など、必要な場合は、保護することも検討する。



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