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新たに放鳥トキの営巣と放卵が確認されました。

トキ・ニュース 【掲載日】 2013年03月27日

平成25年3月26日(火)環境省から、放鳥トキの営巣と放卵2組、放卵1組、営巣1組の確認が発表されました。

3月26日現在、営巣が確認されているトキは8組、そのうち6組で抱卵が確認されています。

以下、環境省からの発表です。

1.営巣・抱卵を確認したペア
1)No.50(2007年生まれ、オス)及び No.21(2006年生まれ、メス)
 (1)確認日:平成25年3月23日(土)
 (2)場 所:新潟県佐渡市
 (3)経 過:この2羽は、2011年から継続してペアを形成しているが、孵化には至らなかった。
3月23日に、新潟大学による人材養成事業の一環としてトキの観察実習を行っていた新潟大学の職員(モニタリングチーム)が、午前9時10分に平野部の杉林で杉の木の高さ10m程度の位置に造られた巣に座り込むトキ1羽を確認した。
このペアは、3月18日には2羽でいっしょに餌を探す様子が確認されおり、それ以降に産卵した可能性が高いと思われる。


(放卵するオスNo.50)

2)No.67(2009年生まれ、オス)及びNo.80(2010年生まれ、メス)
 (1)確認日:平成25年3月26日(火)
 (2)場 所:新潟県佐渡市
 (3)経 過:このペアは、昨年3羽のヒナを育てたペアであり、昨年巣を作った木に向けて設置したNHKの樹上カメラの前で、擬交尾をする様子や枝を運ぶ様子が確認されていたが、巣を作る様子は写らなかった。
3月26日にモニタリングチーム(環境省職員)が林の縁から観察したところ、午前11時20分頃に、昨年の巣から10~15mほど離れた杉の木の樹上十数メートルの位置に巣が作られ、1羽が座り込んでいるのが確認された。
このペアは、3月22日には2羽でいっしょに餌を探す様子が確認されおり、それ以降に産卵した可能性が高いと思われる。
 なお、この林内に設置している樹上カメラは遠隔操作により向きを変えることが可能だが、カメラと巣の位置関係から、カメラの映像に巣が写る可能性は低いと考えられる。


(放卵する個体、オス、メス不明)

2.抱卵を確認したペア
 (1)個体番号:No.33(2008年生まれ、オス) 及び No.38(2007年生まれ、メス)
 (2)確認日:平成25年3月24日(日)
 (3)場 所:新潟県佐渡市
 (4)経 過:3月24日、モニタリングチーム(鳥獣保護区管理員)が観察したところ、午前6時05分にメスが巣の上に座り込んでいる様子が確認され、時33分には交尾をする様子が観察された。23日朝にボランティアの市民が観察した際には、巣の上に座っている状況は確認されなかったため、23日以降に産卵した可能性が高いと判断した。


(放卵しているメスNo.38と近寄るオスNo.33)

3.営巣を確認したペア
 (1)個体番号:No.98(2010年生まれ、オス) 及び No.114(2011年生まれ、メス)
 (2)確認日:平成25年3月25日(月)
 (3)場 所:新潟県佐渡市
 (4)経 過:この2羽はともに今回初めてペアを形成する個体で、同じ両親から生まれた兄妹のペアとなる。3月4日頃から枝を運ぶ様子が確認されていたが、3月25日7時頃にモニタリングチーム(請負事業者職員)が確認したところ、平野部の杉林の杉の木の高さ十数メートルの場所に巣を造っているのが確認された。


(巣材を整えるオスNo.98とメスNo.114)

【繁殖期のトキの観察について】
 繁殖期はトキが最も敏感になる季節です。人が巣に近づくとトキが危険を感じて巣を放棄してしまうこともあります。また、 一時的に巣から離れたスキにカラスなどの天敵に卵を奪われてしまう可能性もあります。そのため、トキの子育てが成功することを願って、 ヒナが巣立つ6月ごろまで営巣地への接近などは控えてくださいますよう、ご協力をお願いします。


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